今週のある日、展示を見に行ってきた。切り絵作品を作っている友人の展示で、我が家の黒猫チトをモチーフにした作品も置いてくれていた。
黒猫って、正直切り絵で表現するのは難しいと思うけど、見事に描かれていると感じた。
白か黒か(実際には有と無)の2値しか無いフィールド(更には黒の部分はすべてつながっている)で、目や鼻やヒゲ、あるいは左の前足の形まで浮かび上がってきている。猫特有の前足をチョンと揃えて首を傾げているポーズがちゃんと伝わってくる。
首元にカタカナで「チト」とあったり、お尻のあたりには作家名である「戸杜」と書いてあったりするのも面白い。(実際の下絵の画像は本人インスタで見れます)
作品は販売しているものとオーダーメイドがあり、うちの子はオーダーメイド枠。販売の作品は自分が訪れた際にはほぼ完売していた。
切り絵は、「絵」でありながらも立体作品としての側面もあり、影が落ちるという性質も有るので、部屋などの空間に飾るのにもいいなと思った。
展示は大阪府門真市の喫茶店「自家焙煎珈琲 笑間」でやっていて、喫茶店自体が非常に素敵な空間なので、普通にこのあたりに行った際には寄りたいお店。
展示は7/30には終わってしまうけど、もし近くによった際にはぜひ。8月末頃に大阪で即売会にも出すらしいので、気になる方はインスタをチェック。
これを書きながらちょっと覗いたお店のHPが素敵で、月々のお知らせがなかなかコーヒー好きにはいいかもしれない。
今週は木曜日に重めの撮影があった。大きめの商品のブツ撮りで、ライティングのしがいのあるブツ。しかも、スチールを撮ったあとに動画の撮影もあり。
ムービーもスチールもある撮影のばあい、スチールも定常光で撮ってしまうというパターンも有るけど、今回はもろもろ条件が悪く、スチールはストロボ、ムービーはLEDでまるまるセットチェンジということになった。
今回は機材費を出してほしい旨伝えたところ、普通のスチール撮影よりは少し費用が多めになったので、機材をレンタルせずにその分アシスタントをつけた。(もう少し費用が多かったら1200WクラスのLEDレンタルしてすべて定常光でいくつもりだった)
結果としてやはりアシスタントがついている方がライティングも詰めやすいし、使う体力もだいぶ減るしでいいことが多いなと思った。ライトを使う時点でアシスタントつけられるようにしてほしい・・・。
ライティング自体は今回もかなり自分の中では満足。最近どうしてもアーム不足に悩まされる。ショートのセンチュリーとアームを買い足してほしい。
「Liftoff」というFPVドローンシミュレーターを買ってみた。DJI AVATA2を触るようになってから、アクロ飛行に興味が出てきていて、実機でやる前に、まずはシミュレーターである程度は安定して飛ばせるようになったほうが良さそうだからやってみることにした。
シミュレーターのゲームはいくつか出ているけど、これがいちばんグラフィックが綺麗で、コースも凝ってるみたいだったからこれにしてみた。
実際にAvataのプロポを接続して使えるので、操作感もつかめていいかもと思っている。
今のところ4時間ほどプレイしているけど、まぁ難しい。フリーである程度大雑把な動きはできるけど、チュートリアルの8の字飛行が全然うまくいかない。まずはチュートリアルを完璧にできるようになるまで練習有るのみかなという気持ち。
楽しくやれてはいるから買ってみてよかったと思う。
上記の切り絵をやっている友人と話している中で、切り絵の下絵を活用して収益化をしたり、あるいは下絵そのものの販売についてのアイデアがあった。
切り絵そのものは、手仕事によるものであり、同じ下絵をもとにしたとしても全く同じものは2つ存在することはない。
しかしながら、下絵のデータは複製可能なものであり、コピーですら無く、クローン。
この「唯一無二の物質である作品」と「クローンできる作品」についての思考は時折考えるもの。
言うなれば切り絵も、下絵があればカッティングマシンで無限に作れる。そのなかで、手仕事で切った作品にの価値を理解して買ってくれる人がいなければ、作家としてお金を得ることが難しくなる。
ビジュアルの価値と、ハンドメイドの価値については掘り下げて考えてみたい。特に、写真なんかはデジタルカメラで撮影しているぶんには、データ自体が作品(?)そのものであるから、ではその価値はどこにあるのか。
自分は作家ではなくて、どちらかというと職人としての側面が強いと思っているから、写真の作品をつくるというよりは、目の前に有るものをいかに見せるのかであって、写真の価値には左右されないけど、芸術の価値についての論にはめちゃくちゃ興味があるし、面白い分野だと思っている。
ブロックチェーンに興味があるのも、その一環で、NFTは投機的な世界から早く抜け出して、オブジェクトそのものの価値のための道具として使えるものになってほしいと思っている。
作品制作のプロセスや、作品そのものの物質性をブロックチェーンで証明するなどの考えも面白いと思う。
ちょっと週間の日記で語り始めるには重たいテーマ(自分にとっては)だから今回は掘り下げないけど、写真論研究なんて最近は全然やってないから、これも時間があれば取り組みたい。
ちょっとした買い物だけど、Amazonでマキタの掃除機のノズルを買い足した。ベッドに掃除機がけをしたくて探したら、車のシート用のノズルがあり、それを単体では買えなくて、棚用のブラシと、汎用のブラシの3つセット。
ベッドのシーツ、あまり頻繁には洗って無くて(洗え)、でも猫の毛が結構いっぱい付くので、こまめに掃除機で吸うくらいはしたくて買った。
ベッドの掃除機がけが捗るのはもちろんのことだけど、棚用のブラシが想像以上にいい。棚だけではなくて、PCのデスク周りに使いやすくて、さっとやるだけでも結構きれいになる。
またおそうじライフが少し向上したので嬉しい。
そんな感じで、今週はなんやかんや色々とやっていた感じ。来週は撮影が全く無いので、Aeのアニメーションの作業と営業の作業と、あとはできれば来週に動画4本立ての案件のCBが来てほしいところ。
本格的に夏が来てますが、ご自愛ご自愛。エアコンはちゃんとつけようね。今週も皆様お疲れ様でした。
先日撮影を担当させてもらった映像が公開されていたのでご紹介。学内での動画部分を撮影してます。
コメントを残す