今週は、1日撮影に出ただけであとは完全なる引きこもりをしていた。完全なる引きこもりをしていたんだけど、どうも今週来るメール、重めの仕事の相談が多い(いいことだしありがたいことですよ)。現段階で来てるのは、夜中の撮影とか、福岡とか、埼玉とか。
9月は頭から土日両方仕事だったり、映像案件が多かったりしている中に、そんな感じのが追加されたから、9月は見事に多忙月間になりそう。撮影で忙しいときはある意味何かと成長できることが多いので、楽しみにしている。
僕は動画もスチールもやるし、ロケもスタジオのライティングもやるし、ドローンも飛ばすしというのをワンマンでやっているもので、とにかく取り扱う機材が多い。部下的なスタッフが居るわけでもないので、機材のメンテやバッテリー管理、データ管理もすべて自分でやる(ほとんどのカメラマンはそうだと思うし、フリーランスの人なんかはもっとやることは多いと思う、これはあくまで自分主観の話)。ゆえに、機材の運用とか、収納方法に改善すべき点が出てきても、割と対応が後回しになってしまうことが多い。
でも今週はガッツリめの動画撮影が目前で、データの納品なども早めに済ませたので、ちょっと機材の運用を調整したりすることができた。
今回変えたのは、いつも動画の撮影のときに持っていくアクセサリーケースの中身を少し変えて、スチールのときも持ち出すようにした。
中身は動画のカメラのリグ周りのパーツや、電源ケーブルとHDMIケーブル、レンズクリーナー、などなど。
今回、SHOGUN INFERNOを、専用のハードケースから付属のポーチに切り替えて、アクセサリーケースの中に入れて普段から持ち出すようにしてみた。
意図としては、スチールのときもシャッターを切らずに構図だけ見たいというシチュエーションで、Capture oneでリアルタイムビューをするより、モニターに出したいということ。普段使っているGFX 50Sというカメラは、ちょっと古いのもあって、リアルタイムビューをすると、一旦それを切らないとシャッターを切れなかったり、カメラ側からの制御を拒否されたりしてちょっとややこしい。ゆえに外部モニターの需要は結構多い。「あー今日モニター持ってくればよかったー」という状況をこれで回避できると嬉しい。
もう一つアクセケースもいじった理由があって、この間の撮影でかなりヨリで撮りたいカットで、もう一歩寄れたら嬉しいという状況なのに、クローズアップフィルターは持ってきているのにステップアップリングがアクセケースで、アクセケースはスチールのときは持ってきていないから結局トリミングで対応せざるを得ないということがあった。
こういう事件は過去にも何度かあって、やはりもろもろの道具が入ったアクセケースは常に持ってくるべきということを痛感していた。
今度の仕事で、人が話してる動画を収録して、その内容をちゃんとチェック出来るようにしてほしいという案件があり、弊社にはスピーカーがないのでどうしようかなと考えた。いままで何回かそういうシチュエーションのときは、家にあるTHR-10というギターアンプを持っていて、AUXにぶち込んで再生するという荒業で対応していた。とはいえ、アンプはバリバリ私物だし、安いものでもないので現場に持っていくのはできればやめたい。
そこで、サウンドハウスでパワードスピーカーを見ていたけど、流石にちょっとサイズのあるものは1万円前後する。
そういえば、前にハードオフで3000円しないくらいで買った中古のスピーカーがあったなと思い、パワーアンプを見てみると、めっちゃ安くてめっちゃ便利そうなものを見つけた。
そのアンプはこちらの商品(アフィじゃないよ)。めっちゃ小さくて、Bluetoothも使えて、最大出力は50Wも出るらしい。最悪使い勝手が微妙でも、ギリギリ音さえ出てくれれば、今回の仕事の経費で全然痛くも痒くも無いなと思い、早速購入。
ボスにこれ買ってくださいってするときに、Amazonのほうが早くやってもらえるのでAmazonで送ったけど、翌日にサウンドハウスから届いた。サウンドハウスさんAmazonに出品してたんだね。
早速AUXで繋いで、スピーカーにもつないで音を出してみたところ、まぁちゃんと鳴ってる。そもそもスピーカーがシングルコーンの安いやつなので音質は限界があるけど、音量は思ってたよりちゃんと出る。MAXも試したけど流石に近所に怒られそうなレベル。
入力は3.5mmジャックのAUXと、Bluetoothと、WindowsはUSBでも使えるらしい。Bluetoothはスマホで試してみたけど、まぁちゃんと使える。
電源は付属のACアダプターがあるけど、DCのジャックには9-24Vと書いてある。大体、カメラ関係の電源がDCの8Vか12Vで、8だと足りないけど12なら行けるなと思った。
まずは、モニターとかで使っている12VのACアダプター。これは外付けHDDなんかに付属してくるやつをいつも流用している(外付けHDDは死ぬほどあるので、ACアダプターもやたらある)。製品に付属しているアダプターは15Vで、内側が+。普段使っている12Vのやつも内側がプラスなので通電は問題なし。これはちゃんと音がなった。音量の違いはちゃんと聴かないと多分わからない。ということで、とりあえず先述のアクセケースから電源アダプターは使える。
もう一つ試したいものがあった。それはカメラ用のバッテリー。うちでメインで使っているのはSmallRig製のVマウントバッテリー。これは本体にも出力が色々ついていて、USB(AとC)とD-TAPとDCの12Vと8V。
そう、DC12Vがある。というわけで早速繋いだ。もちろん音はちゃんと出た。音量も問題なし。しばらく鳴らしっぱなしにしてみたけど、ぜんぜんバッテリーも減らない。
もうこれは勝った。バッテリーで使えて、Bluetoothも使えて、コンパクト。あんまりないけどアウトドアでBGMなんかも流せてしまう。非常にいい買い物をしたと思う(会社のものだけど)。
パッシブスピーカーはハードオフとかに、結構いいものでも安く転がっているので、これ一つあれば、もっと高音質や大音量(は限界あるけど)も狙えると思う。
軽く紹介しようと思ったら結構ちゃんと書いてしまった。ちょっと内容ちゃんとしたものを別でレビューとして上げたい気持ちもある。どうせやらないけど。
この先ちょっとAIの話題を書きます。あまり好きはない人は読まなくてもいいかもしれません。あと、感じたことをとりあえず書き連ねていてまとまりがない文であることも先にお知らせしておきます。
最近、ツイッターのおすすめ欄にこのツイートが出てきてギョッとした。
(一応引用からこういうツイートも出てくるということは先に下記提示しておきます。)
この一連の流れに対して言うことは無いけど、反AIの人たちが一定数はいて、そして冒頭の内容が100万インプレッションを超えているというのは事実としてある。
生成AIと表現についてはたまに触れているけど、とくにイラストレーターさんからは圧倒的な拒否反応が見られる。時間をかけたイラストが学習に使用されて、作風だけパクったイラストが無限に生み出されているのだから、当然の反応だとは思う。
ただ、便利なものは活用し、より広げていくのが人類であり社会。広告業界では生成AIはほぼポジティブに受け入れられ、最近ではマクドナルドがAI生成の映像を公開していて話題になっていたと思う。AIモデルやAI広告も、起用されている例はまだそんなに聞かないにしても、真面目にパッケージとして売り出されているのは事実。
自分もChatGPTは少し触れているし、画像生成のStable Diffusionも少しだけ触ってみている。Stable Diffusionについてはちらっと触った程度では思い通りの絵は全然出てこないけど、これは大いなる可能性を持っているというのはひしひしと感じている。
上記画像は、左がStable Diffusionによるもので、右はWindowsのタスクバーの右下にいつの間にか存在しているCopilot(プレビュー版)で利用できるDALL-E3によるもの。念の為解像度はかなり下げている。どちらも一切お金はかかっていない。
この場合、アニメ調のイラストを生成しているが、実写的な人物の描写も行うことが出来る。
これにどう感じるかは自由だけど、”ここまで来ている”ということは事実であり、来年にはこれがどうなっているか、世の中はどのように受け入れているか、は考えていく必要があると思っている。
前も書いた気がするけど、AIと表現と社会の関係性については引き続き調べていきたいと思っているし、ちゃんと言語化もしていきたいと思っている。
「撮影」という、あまりにも現実世界と密接な行為を生業としている身としては、目を離せないトピックだと思っているし、面白いとも思っている。
映像の証拠能力がどんどんと失われているなか、実写の存在意義は常に問うていきたい。
最近、家にこもりがちになると買い物に出るのすら面倒になり、あるものといえばでそうめんをすすったりで、栄養が不足している感じがある。
謎の米不足もいい加減にしてほしい。日本人、何かあるとすぐに買い占めに走るのは本当にやめたほうがいいと思う。もちろん、結局自分を守れるのは自分だけというのもわかるけど、多分無駄に米とか普通の5倍くらいとかストックしてる家、あるでしょ。なんというか、だるい。
米がないならパスタをくおうということで、本当はボロネーゼを作りたいんだけど、やはり買い物に出るのが億劫で、今日はかなり適当な食事をしてしまいそう。
来週はちょっとちゃんと仕事だし、まぁ外食に頼りつつ身体をちゃんと作り直さないとなとは思う。
そんな感じです。今週も皆様お疲れさまでした。
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