ぬるっと突入したお盆休み。意外にも予定はツメツメで、昨日までほとんど出っぱなしだった。これだけ動き回ったお盆休みというのもなんだか久々な気がする。
前半は友人たちが参加している映画撮影に、ただのお手伝いとして参加させてもらった。完全に部外者なので詳細は書けないけれど、ロケ地に一泊で、ちょっとした合宿みたいな感じだった。
撮影地は関西のちょっと田舎の方。共有で持ってる車がちょっとアクシデントで修理中のため、車を出した。ということで今回は自分の立ち位置はほぼ車両部。5時過ぎ出発で迎えに行き、現場に9時に到着するのは大変なスケジュールだったけど、こういう無茶苦茶な朝を過ごすのは意外と嫌いじゃない。去年、鳥取に泊まりで取材の撮影に行ったとき以来のこういう夏の日という感じだった。
撮影は普段はカメラマン一人と、録音一人の二人で撮影している。音声をしている人は自分の撮影のアシスタントによく来てもらっているため話はよく聞いていた。ずっと現場に来てみたいと思っていたので、今回同行できて嬉しかった。
自主制作?のような感じの作品撮影なので、カメアシなどは普段ついてないようだけど、まぁ大変だと思う。今回は自分はモニターを運んだりレフを持ったり暗幕を設置したりとほぼアシスタントみたいな動きをさせてもらった。あと、ピント送りも何カットかやった。食事は毎食出してもらったので、それ分くらいはギリ働けたかなと思う。
宿泊の夜は、買い出しに車を出して、ちょっと行ったところの温泉に撮影班3人で行き、夕食は作ってくれたので頂き、しこたまビールを飲んだ。洗い物は流石にやらせてもらって、そのあと缶ビール片手にちょっと散歩。戻ってきたら星がきれいだったから、車から三脚を出してちょっと撮ってみたり。やってることが完全に大学生の合宿という感じで楽しかった。翌朝、飲み過ぎでグロッキーになってしまったのも込みでいい思い出になったかなと思う。ちゃんと2日目の撮影開始には復活したので許してほしい。
撮影後、買い出しに行く前に、ちょっと施設の人に断りを入れてAvata2を飛ばしてみた。屋外で飛ばしたことがなかったので、チャンスがあれば飛ばしてみようと持ってきていた。
ちょっと風が吹いていたから、結構風に煽られはした。FPVゴーグルの映像はスタビも効かず、ジンバルもさほど効かないので結構ちゃんと揺れる。それでも風に負けてバランスを崩すとかでもなく、飛行自体は結構余裕を感じるものだった。
流石にMモードは無理なので、スポーツモードを使ったりしたけど、結構スピードは出て面白い。シミュレーターでの練習頑張って、アクロ飛行にも挑戦してみたい気持ちが強くなった。
普段広告の撮影しかしていないから、友人などが映画撮影をしているとできれば現場にちょっとお邪魔させてもらおうとしている。
自分が映画を撮りたいとずっと思っているのもそうだし、映画と広告では、映像の作法がちがうというか、コマーシャルとかでは映画に近い部分も有るんだろうけど、企業のプロモーションなどではなかなかできないカメラ表現もあるし、ライティングもちょっと考え方の違う部分が多い。
そういう普段とは違う撮影に参加することで得られる刺激は必ず役に立つし、ライティングなどを考えたりするのは楽しい。
難しいとは思うけど、なにか個人規模からそれより少し大きいくらいの映画の撮影に参加できる機会を増やしていきたいなとも思う。
後半のある日、ちょっと足を伸ばして遠くの道の駅に向かった。目的は木材の購入。以前伊勢に行ったときに寄った道の駅で、端材と思われる木材をかなり安く売っているのを見つけていて、それを買いに訪れた。
奈良県側から国道369号線を東へ走り、国道422号線(Google mapで見るとそうなってるけど、R368との重複なのかイマイチ不明)と交わるところに「道の駅 伊勢本街道 御杖」というのがある。木材を売っているのはここではないけど、ここでも少しだけ木材があるのと、まな板などの木工品を売っている。まな板も、結構大きくてしっかりしたものが1000円前後で売っていてかなりお得感がある。前回訪れたときにはここでまな板を買った。
そこから国道422号(?、というか368?)を東に行ったところに、「道の駅 美杉」が今回の目的地。
ここでは近隣の木材関係の組合が木材を販売していて、それがとても安い。結構大きいものもあって、それでも1000円前後とかだったり、今回買ったのはそこまで大きくない板をそこそこ買ったけど、1枚あたり100円とか300円とか。今回はお会計は1500円。驚きのやすさ。
今回材木を買ったのは、本を入れる棚というか箱みたいなのを作りたくてだった。普段作業している机の横に、IKEAで買った棚を置いているのだけど、その棚はわりと段が広くて本を置くのには向いておらず、この中に置く棚みたいなのが欲しかった。
いちばん理想としているのは、古本市とかで使われている木の箱なんだけど、売っているのは見たことがなくて、似たようなものもあったりなかったりで、多分作るしか無いなという感じ。
昨日と今日(17日)で小さい方の材木を使って、文庫本サイズのちょっとしたやつを作ってみた。DIYのリハビリがてらなので割と適当。
買ったまんまの状態で板の奥行きがまさかの文庫本ぴったりでびっくりした。圧倒的なフィット感。
今後は、大きい方の板を使って、ハードカバーが入るサイズのものをいくつか作りたいと思っている。
久々に木工をやるとやっぱり楽しいな―という感じ。家のリフォームも再開したいし、ちょっとずつ休みの日とかにやっていきたい。
明日もまだ休みだけど、ほぼお盆休みも終わり、なんとなく寂しい気持ち。夏の終わりのなんとも言えない寂しいようなこの雰囲気は、本当に感じいているものなのか、作られたものなのか、あるいは子供の頃の記憶が掘り返されているのか。
正直、普通の会社員というよりは自由に仕事をさせてもらっている身からしたら、ある意味休みも仕事も、常に学びであり実践であり経験であり、それでも夏というものは、子供の頃の夏休みから続く特別な雰囲気を持っていて、それはまるで通り雨のような、嘘のような。
ずっしりとした積乱雲が見られるのはあとどれくらいか。27歳の夏。エアコンが壊れそうで壊れないのがこのまま続いてほしい。
理由のわからない文章を勢いで書いてみたけど、これから夏後半、あるいは夏本番。暑さに気をつけないとと毎回毎回書いているけど、暑さには気をつけて、健康に過ごしたい。
今週も皆様お疲れ様でした。来週からも頑張っていきましょう。
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